上村愛子さんがソチオリンピックで4位になりました。上村さんにとって最後のオリンピックのようですが、「すがすがしい」気分で終わったと記事にありました。おそらく前回のオリンピックは悔しい4位。今回は清々しい4位。同じ4位でも本人にとって、その意味や味わっている感覚は全く違うのでしょう。
選手がその大会に何を求めるのか?メダルを取りに行くこと?自分の最高のパフォーマンス発揮すること?誰かのために戦うこと?いろいろとあると思いますが、その思い・モチベーションというのはすごく結果に影響するものだと感じます。
やはり、優勝チームと準優勝チームでは、実力が同じでも、最後の勝負を決める何かの違いがある。体力・技術・精神力が拮抗しているときに限っていうならば、『最後の勝負を決めるのは、その大会や戦いに何をもとめているかという思い・モチベーションである。』と思います。
優勝するチームには優勝しなければいけない理由がある。優勝できないチームは優勝しなければいけない理由が相手と比べて少ない。あるいは、優勝してはいけない理由がある。
例えば、2011年なでしこジャパンがワールドカップで優勝しました。実力や実績では、準優勝のアメリカが上だったと思いますが、なでしこジャパンが優勝した。当時の女子サッカー界にとっては、ワールドカップ準優勝で十分な結果であったはず。しかし、「震災被害者を励ます」という大会・決勝戦へのモチベーションが、選手達に「金メダルを取る」という執念を与えたと思います。そして、戦う選手達も、無我の状態で戦った。被災者の方々に「あきらめない」姿を見せたいという素直な思いが、苦しい展開から追いつき逆転する結果となったのだと私は感じました。あの大会においては、アメリカよりも日本の方が優勝しなければいけない理由があった。サッカーのことは、詳しくないですが、あれ以降、アメリカには勝てていないのではないでしょうか。なぜならば、アメリカには日本に負けられない理由ができたから・・・。
さて、我らが FUKURAI の話にもどします。昨年は10周年ということで、過去9年間で公式戦2勝だったチームが、春のトーナメントで準優勝、秋のトーナメントでベスト8という数多くの勝利を得る奇跡(ミラクル!)を起こしました。結局2013だけで公式戦7勝くらいしたのかと思います。(詳しくは三川さんが新しいホームページに載せるはずです。よろしく!)
若くて活きの良い選手が集まり、ベテランとのバランスがとれたチームになったからだと思いますが、その最大の要因は10周年記念パーティーにあったと確信しています!去年の勝利は、「あんた達へたくそなのに、10年間良く続けましたね。」という野球の神様からのご褒美でしょう。「優勝する理由はないので、準優勝をあげますよ。」ということでしょうね。欲を出して、決勝戦(対 東京フード)で肉離れ(ミートグッバイ)をしてしまった選手もいましたが・・・。みなさん、今年は初心にかえって、野球を楽しむことがら始めましょうね!(N012)
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